こんにちは!
まず、柔らかくしなやかな仕上がりになる場合は、髪のダメージを最小限に抑えつつ、適切な軟化・還元が行われていることがポイントです。主にチオグリコール酸系やシステアミン系の薬剤を使用し、髪質やダメージレベルに応じて濃度やpHを調整します。また、放置時間や加温の有無をコントロールし、髪を過剰に軟化させないようにします。その後のアイロン操作では、180℃前後の温度でテンションをかけすぎず、スルー回数も適切に調整することで、髪の内部結合を整えつつ自然な動きと柔らかさを残せます。さらに、2剤処理の際に酸化をしっかり行い、新たな結合を安定させることで、柔らかいながらも弾力のある質感が得られます。
一方、固くピシッとした仕上がりになるのは、薬剤の還元力が強すぎたり、アイロンの温度やテンションが高すぎる場合に起こります。特にアルカリの強いチオグリコール酸系や高pHの薬剤を使用すると、髪のキューティクルやコルテックスに過剰な負荷がかかり、タンパク変性を引き起こすことがあります。さらに、アイロン時に高温で強いテンションをかけすぎたり、何度もスルーすることで髪が「板のような状態」に整えられ、一見きれいに見えても触ると硬さや不自然さを感じる仕上がりになります。このような状態では髪の柔軟性が失われ、後のダメージにもつながりやすくなります。
つまり、柔らかい仕上がりにするためには「薬剤選定・還元コントロール・アイロン操作」の三要素のバランスが重要であり、髪に優しい施術こそがしなやかな質感を生むのです。
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