透明感のある外国人風ヘアカラーをする為にブリーチは何故必要なのか?ヘアケアマイスターが徹底解説

こんにちは!大阪池田市石橋にある美容室SOLANAの贄川です。

本日はヘアカラーの事について皆様にお伝えしていきたいと思います。

【透明感のあるヘアカラーにはブリーチが必要なのか?】

 

【外国人風カラー】【ベージュ】【グレージュ】【ミルクティーカラー】などオシャレなヘアカラーが人気ですが、これらのヘアカラーをするにはブリーチが必要と言われています。

最近はSNS等でいろんな美容師さんのヘアカラーの打ち出しで

「ブリーチ無しでできます」

の打ち出しもよく見かけますが、果たして本当なのか?

解説していきましょう。

 

まず「ブリーチ無しでできます」の表記ですが、、、

既に髪が透明感が出るぐらいに明るければブリーチ無しで一回のカラーでもできますよ~ってことです

 

つまり、外国人風カラーや透明感のあるカラーは

1 一度髪を透明感が出るぐらいまで明るくする

2 上から色を重ねて希望の色味に調整する

 

この2工程が必須になってくるというわけです。

 

【メカニズム解説】

髪の毛の中にはメラニン色素というものが存在してこれが髪色を黒く見せています。

ヘアカラーはこのメラニン色素を脱色し、同時に希望の色を髪に入れ込んでいくというメカニズムになっています

 

カラー剤は【明るくする(メラニンの脱色)】&【暗くする(色を入れる)】を同時に行うのですが、薬剤のパワーや性質上どうしてもベースの明るさは茶色ベースの色味になってしまいます。

明るくする、暗くするの二つの仕事をしているのでパワーが分散しているイメージですね

※髪質によっては一回できれいな透明感ある髪に仕上がる人もいますが、細毛、軟毛の方に限ります。

 

なので一度ブリーチや限りなく明るくできるカラー剤(ライトナー)を使って、髪のメラニン色素をしっかり脱色し茶色やオレンジを感じにくい黄色ベースの髪色までトーンアップし、

二回目のカラーで低アルカリの発色(要は色を入れるだけ)のカラー剤を使って色味を入れていくという流れになります。

※明るくすることだけに一回目のカラーは全力投球してもらい、二回目のカラーで希望の色味を出すようにする

 

要は一回のカラーでは中途半端な明るさにしかできないので、まずはしっかり髪色を明るくしてから、かわいい色味を二回目で入れていくという事です。

 

皆様いかがでしたでしょうか?

カラーって奥が深いですよね?

調合とかの話は、企業秘密(笑)

ご来店いただいたお客様にはしっかりお話させていただきます♪

また次回も贄川にブログ楽しみにしていてくださいね!

ありがとうございました。

 

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SOLANA 
ヘアケアマイスター
贄川卓也
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