色彩学 【色】と【補色】について

色彩学 【色】と【補色】について

 

こんにちは!大阪池田市石橋の美容室SOLANAの贄川です。

今回はヘアカラーの基礎知識「色彩学」
要は色についてお伝えしていきたいと思います!へアカラー剤の染毛メカニズムも大事ですが、最終的にヘアカラーを行う上で、「色」をコントロールできなければお客様のカラーを正しい色に染めることは難しいですよね?

金髪のお客様が紫色の髪にしたいにしたい

果たして紫を塗るだけでいいのか?
今日はは奥深い色彩学の話へ皆様をいざなって参ります。

第一章

 有彩色と無彩色

今まで黒も白も赤も青も「色」と呼んでいたと思いますが、分類ができます。

・有彩色とは色鉛筆や絵具にあるような、色味を持った色のことを言います。
ヘアカラーにおいては色味を表現したい時には有彩色が有効です。

・無彩色とは黒、白、灰色のように、色相が無い色のことを言います。ヘアカラーにおいてはやわらかい色、シアー感(透明感)を」出したいときに有効です。

・色相環

はい!出ましたSHIKISOUKANN!今回の一番大切なところです。この関係性を理解すればヘアカラーの調合が一気にできるようになります。色には「色の三原色」と言うものがあります


そして図をよく見てみましょう。

赤、青、黄、ありますね?

では仮に絵具で「赤」と「青」を混ぜると何色になるでしょうか?

そうです

です

色相環の図を見てみましょう

赤と青の間に紫が入ってますね。

色相環は三原色の隣り合う色同士を混ぜたら出来上がる「色」を円の間にどんどんうめていったらできる図なのです。

第二章

「補色」


色相環の対角線上に位置する色のことを補色と言います。ヘアカラーにおいては補色同士を混ぜるとニュートラルブラウンになりますはい補色!これ無しにカラー調合は語れません。
冒頭で掻きましたが、
金髪に紫を入れたら紫になるのか?

答えはNO!

正確にはニュートラルブラウンもしくは灰色になってしまいます。

白い髪に紫を入れれば紫に見えますが、金髪だと髪の中の「黄色」と後から入れた「紫」が補色関係になるので、紫にならずニュートラルブラウン、もしくは灰色になってしまうんですね。

 

金髪からにできるのか?

これはね、ずばり難しいんですよ

なぜかというと

黄色の補色が紫ですよね?

なので打ち消し合ってグレーぽっくなっちゃうんですよね。

 

でもご安心ください!

出来ないわけではないんです

要は同じぐらいの黄色と同じぐらいの紫だと打ち消されちゃうだけなので

よりストロングなをぶち込めば紫にできます!

 

塩基性カラーの紫を使うとか。めっちゃ発色のいいカラー剤の紫を使ってみるとか、

そんな感じで対応可能です!

 

皆様是非参考にしてみて下さい!

 

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SOLANA 
ヘアケアマイスター
贄川卓也
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